土呂のブログ

2026.06.23
虫と生きること その2

先日、地域の方からカブトムシを頂きました。

早速、玄関にその飼育箱を置くと子ども達はそれをのぞき込み、送迎の際には親子での会話も弾むようになってきました。

そんなある日、手には去年亡くなってしまったカブトムシの角や足の入ったかごを持った

年長の男の子が2人事務所にやってきました。

「どうしたの?」と聞くと、「これを大切に土の中に入れたら、またカブトムシが生き返って抱っこしたりできるようになると思う。だから、土の中に入れたいんだ」と話してくれました。

そして、「カブトムシになった時に遊べるように生きているカブトムシと同じようにしたい」ことや「生き返るようにみんなにお願いをして欲しい」など、それぞれの思いを話してくれ、その思いを書き、カブトムシの飼育箱の隣に置くことにしました。

それから毎日「生き返りますように・・」と願う2人。

そして、飼育箱を覗く親子にこの話をしながら毎日が過ぎていきました。

その会話の中で、子ども達に「どう思う?」と問いかけると、「生き返ると思う」と答える子ども達・・・。

「生き返って欲しい」という希望を持ちながら、「生きることと亡くなることの現実」を学び続けているようです。

仮想やゲームの世界では簡単に生き物が生き返ったり、再生ややり直しができたりします。

しかし、現実の世界はそうではありません。

この経験を通し、亡くなってしまった命があって、その命は生き返らないという現実を実感して欲しいと思います。

そしてその学びから、生き物を大切にすることや命の尊さを感じて欲しいと思っています。