浦和のブログ
2023.06.30
- 「触」と「食」の学び
梅雨時期は、お部屋の中で様々な素材を使って遊び学ぶ機会があります。
今日は「春雨(はるさめ)」を使った遊びです。
最初に、子ども達の目の前に出てきたものは、お皿の上の沢山の春雨。
「これは何だろう?」と眺め、そして手を伸ばしていました。
固くて細長いもの。
パラパラと手元から落ちていく様。
サラサラとした、その感触も楽しんでいます。
その後、お湯を注ぐとその形状が変わることにも気づき、子ども達のワクワクが高まってきました。
その後はカップに入れてみたり
水と混ぜてみたりと、心の動くままに変化していく素材と向き合い過ごしていました。
そんな今日の給食は春雨の入った「プルコギ丼」。
紙皿に盛り付けることでさらに興味を持ち、春雨を見つけながら食べ進めていきました。
遊びで出会った食材がここにあることで、今日の食事はいつも以上に良く食べていたように思います。
麵状のものは全て、「めんめん」と表現するこの時期の子ども達。
その中で、今日は「春雨」という名前を知り、それに興味を持ちながら意欲的に食事に向き合っていました。
また、この「春雨」から様々な感触を得る経験をしました。
安全性を考えて行なう食材を使った感触遊び。
感覚や感性を育むだけでなく、「食」への営みへの学びも多い経験となっているようです。