浦和のブログ
2024.01.17
- 文化に親しむ
年末年始の休みの間に「お正月」を経験した子ども達。
「お金を投げて黙ってお手々パッチンってしたんだ」、「お餅たべたんだ。美味しかったよ」など、その経験を話してくれたKai(2歳児クラス)のお友達がいました。
新年は遊びや食事の中に、日本ならではの風習を知る機会がたくさんあります。
そこで遊びの中では、「お餅つきごっこ」や「コマ回し」、「凧あげ」
給食の献立から「七草」、「鏡開き」を通して、日本ならではの文化に触れてみることにしました。
「コマ回し」は自ら手を動かしその動きに魅了され、
身近な素材を使って「凧」を作り、友達や先生と寒さも忘れて沢山走りまわりました。
「お餅つきごっこ」では、大きな鏡もちを作り、みんなでこの一年の幸せを願うこともしました。
「七草」は、本物に触れ、香りを感じ、その名前と食べる意味を知りました。
そして、「鏡開き」は、皆で作った鏡もちをブロックの小づちでたたいたり、手を使ったりして開きました。
すると中から本物のお餅が出てきて・・・本物に触れる経験もしました。
この経験をする中で、散歩先の公園に落ちていた大きな柑橘を持ち帰り、この鏡もちの上に飾った子がいました。
また、はじめて経験する凧あげをお友達の様子をずっと眺め続け、3日目にその楽しさに気づき笑顔で走りだした子もいました。
「お正月」という経験から自分の気づきや発想をつなげ、暮らしに彩を与えたり、新たな遊びに出会い、そこに向き合いながら新たな世界を知る子ども達。
日本の文化を通した遊びを経験することが、その子にとっての豊かな経験となり、日本の文化や伝統として親しむきっかけとなります。