浦和のブログ

2022.08.05
何だろう?

子ども達の遊びは「何だろう?」から始まることがあります。

そんなある日の「何だろう?」はこれでした。

「これ何だと思う?」と話しかけると「ぞう!」と答えが返ってきました。

大人の想像を遥かに超えた答え・・・

「ぞうかな?」としばし考える時間となりました。


そして再び「とうもろこし!」との声。

でもいつもの黄色いとうもろこしではないことにも気づき…その皮をむいてみることにしました。


なんだかわからないものにドキドキして先生とじっとその様子を眺める時間もありました。

 
そしてワクワクしながら硬い皮を一枚ずつむいていくとおなじみの黄色つぶつぶが顔をのぞかせました。


その香りに誘われて思わず匂いをかいでみる子もました。


食べてみようとする子もいました。


「なんだろう?」と思いを巡らせることから始まったあそびは五感を働かせ常に子ども達の心を揺さぶり動かしてくれます。

そしてそれは心の中に留まり学びへとなっていきます。

この日のおやつはとうもろこし。

ヒゲのついた皮。

硬い皮の感触。

とうもろこしの香り。

思わずかぶりつきたくなった気持ち。

そんな経験を経て食べたとうもろこしは特別な味がしたことでしょう。