浦和のブログ

2022.08.25
セミと過ごす夏

今年もルアナ保育園にセミと過ごす夏がやってきました。

夏にしか出会うことが出来ないセミ。

今週はセミと過ごす楽しい一日がありました。

まずは県庁広場に行き、手作りの虫取り網をもってのセミ探し。


大きな木に向かい、どこにいるのかな?と息を潜めて探すKai(2歳児クラス)の仲間たち。

「あっちだよ!」と友達と共に、鳴き声に誘われて探しまわりました。


「ここからセミはででくるんだよ。」と教えてもらうと、「出てきて~」と思わず声をかけていました。


その日の午後・・・

お部屋には、折り紙で作られた夏の虫たちが現れました。

お昼寝から目覚めた子ども達は、「あ!セミ!」「あれは何?」とワクワクしていました。

そして、壁にとまった虫をどうにか捕まえようと手を伸ばしてみたり、マットを持ってきて登ってみたりと一生懸命でした。


午前中の遊びを思い出し、そっと夏の虫達に近づき再び挑戦。

「うまく網の中に入ると「やった!」と満足そうでした。

また、遊びながら「ミーン」「ミーン」と鳴き真似をしながら遊んでいる子もいました。


経験がもたらした遊びの世界。


セミとの世界を心に描いて、空想の中で遊ぶ子ども達がそこにはいました。

直接的な経験を通して子どもが自ら感じ取る世界は、子ども達の遊びをさらに豊かなものとしてくれているように思います。