浦和のブログ

2022.08.20
感じる心

朝カウンターに準備されたこれを見つけたKai(2歳児クラス)のお友達。

「これなに?」と気づきました。

「なんだろうね?」「今日はこれであそばない?どう?」と話しかけると、「やりたい」「なんだろうね」と、これから始まる出来事にワクワクしているようでした。


まずは、真っ白な粉を手にとり、小麦粉の感触から感じてみることにしました。


そして、塩・油・水とひとつずつ加えることで変わっていく小麦粉。


じっくりとその感触に向き合いながら遊び進めていました。


素材が変化していくたびに、「おお~~」「ベタベタになっちゃった」「みて」とその時に感じたことを先生や友達に伝えてくれました。


Ulu(1歳児クラス)の子ども達は、先生と共に手や指先を使って変化する形、感触、たたくと鳴る音を楽しんでいたようです。


また、Kai(2歳児クラス)の子ども達は、こねていくうちに「匂いがする」「パン?」とその匂いにも気づきました。

自らの手で変化させた形を「お誕生日のケーキ」「お父さんの電車だよ」と出来た形を「見立て」て遊ぶことも楽しんでいたようです。


この日の遊びのように、子どもが深く感じ心動かす遊びの経験は、好奇心や探求心を育み、それがやがて思考力となって知識や技能習得の意欲に繋がるとされています。

「感じる心」を育むことが学びにつながる・・・

五感を刺激して遊んだ経験は、「感じる心」「豊かな感性」「考える力」につながる大切な学びとなっています。