浦和のブログ
2022.09.10
- 遊びの主人公
今年のお月見。
「おつきみおばけ」という絵本からお月見を知ったKai(2歳児クラス)とUlu(1歳児クラス)の子ども達。
壁に貼られた月をながめて、お月見をしようと話していました。
絵本の中からお月見には、「すすき」「おだんご」「お供え物」が必要だと気づきました。
「すすきは先生が買って来て!」「お団子は?・・・作る!」「お供え物ものは・・・?」と話してくれました。
そこでお供え物は、保育園の本部に頂きに行くことにしました。
そこで秋の味覚の写真とにらめっこ。
お供え物を自ら選んだのは3日前。
当日もしっかりと覚えていて鞄にその写真をいれて出発しました。
片言や会話、そして遊びの中でたくさんのやりとりをするようになり、自分なりの言葉で「ぶどうください」「みかんください」と伝えては鞄の中にお供え物を入れて頂き思わず笑顔になっていました。
保育園に帰ってからはお団子作りもしました。
そして、歩くことやハイハイが上手になったLiko(0歳児クラス)の子ども達は、KaiとUluのお友達が本部にお出かけしている間、広々とした室内でたくさん身体を動かして果物狩りごっこをして過ごしました。
そして、お供え物として届いた本物にも触れその感触を確かめているようでした。
午後のおやつは、いよいよお月見。
おやつの「お月見おにぎり」を食べながら、「ルアナの月」とひとりひとりが作った「うさぎ」を眺めながらお月見をしました。
1冊の絵本から始まった今日のお月見。
1つ1つの事柄を子ども達と共に決め、丁寧に対話を重ねながら今日の1日を創ってきました。
子ども達の姿から丁寧に創る遊びは、子ども達を今日も「やってみたい!」「やりたい!」という気持ちで満たしてくれ、遊びの主人公にしてくれているように思います。