浦和のブログ
2023.08.18
- 心をほぐす
今月、ルアナ保育園では夏ならではの遊び「スイカ割り」をしました。
まずは、大きな丸いスイカに出会いました。
絵本からスイカのことを知りました。
実際に抱えることでその重さを感じました。
その後はスイカ割り。
なかなか割れないスイカに悪戦苦闘していました。
割れたスイカを目の前にして、香りや感触に触れました。
そして、目の前で切ることでその音に気づきました。
給食でスイカを食べました。
この日、スイカ割りで子ども達は、丸い大きなスイカに出会いました。
それぞれが「見て」「触れて」「感じて」、先生や友達と「共に心を通わせる」ことで、少しずつ「スイカ」を受け入れ、心をほぐしていきました。
その後、子ども達は、ほぐれた心で「スイカ」に親しみを覚え、興味を持ち、「やってみたい」「知りたい」「食べてみたい」と、その心が高まっていったように思います。
はじめてのことに出会った時、こどもの心は一瞬立ち止まるものです。
そこから少しずつ五感を働かせ、誰かと心通わせながら自分のペースでそれを受け入れていきます。
それは、「はじめまして」を受け入れる為の「心をほぐす時間」。
子どもの遊びは、ひとり一人の持つ「心をほぐす時間」から始まっています。
この時間を経て、その心は自ら動きだし様々な学びを始めていきます。
自ら心をほぐし、そして、揺らし始めるその時もまた大切にしたいと思います。