浦和のブログ

2023.08.25
育つ力

この夏、ルアナの仲間として共に過ごしたカブトムシ。

毎日、午後のおやつの後はカブトムシとの時間。


霧吹きで水やりをし、エサを交換して、


触れ合う時間がありました。


また、虫取りごっこをしたり


図鑑を眺める時間もありました。


その時間の中で、次第に子ども達はカブトムシに心を寄せていきました。

そして、カブトムシと仲良くなると、手に取ってはじっくりとその姿を観察。

より近くでカブトムシに接することもありました。


やがて、月日が経ち土の中にはいくつかの卵と幼虫・・・

カブトムシの世代交代の時期がやってきました。

それと同時に動かなくなるカブトムシに「何で動かないのかな?」と、その変化にも気づいた子もいました。


そこで、動かなくなった理由、そしてそれが世代交代であること・・・

それを子ども達に伝えることにしました。

飼育箱を囲みながらとても真剣な表情で話を聞く子ども達。


小さな卵や幼虫を目の当たりにし、


いつも見ていた図鑑で確認しながら


また新たな命が育つことを学んだ子ども達でした。

この日の数日後・・・

お散歩で蝉取りをして帰ってきたKai(2歳児クラス)のお友達。

虫かごの中の元気のない蝉を見ながら「元気がないね・・・。どうしてかな?卵産んだのかもしれないね・・・幼虫になるかな?」と話してくれました。

きっと、カブトムシからの学びを蝉の姿に重ねたのでしょう。

このようにルアナの子ども達は、あそびや経験の中で学びを深め、非認知能力や認知能力を育んでいます。