私たちの思い 2/4
~乳幼児期の“教育”について~
2.乳幼児期における“教育”の重要性
生きる力は、認知能力と非認知能力から成り立ちます。
近年の研究結果によると、乳幼児期の“教育”の段階に非認知能力が培われることによって、小学校以降の認知能力の習得や生涯にわたる学習能力に大きな効果が見られることが分かってきました。
私たち大人(保護者や保育者等)は、乳幼児期が生涯にわたる人格形成の基礎が培われる重要な時期であるということを認識するとともに、子どもの成長に合わせた丁寧な関わりを実践し、子どもたちの成長を支えていく役割を担っています。
文部科学省は、幼児教育の意義と役割について、以下のように定義しています。
非認知能力とは?
端的に言うと「もっと向上したい」と思える気持ち・能力
この幼児期の発達の特性に照らした教育とは、受験などを念頭におき、専ら知識のみを獲得することを先取りするような早期教育とは本質的に異なる。幼児教育は、目先の結果のみを期待しているのではなく、生涯にわたる学習の基礎を培うこと、「後伸びする力」を培うことを重視している。 ・・・(省略) このように、幼児教育は、次代を担う子どもたちが人間として心豊かにたくましく生きる力を身に付けられるよう、生涯にわたる人間形成の基礎を培う普遍的かつ重要な役割を担っている。 また、学校教育の始まりとして幼児教育を捉えれば、幼児教育は知識や技能に加え、思考力・判断力・表現力などの「確かな学力」や「豊かな人間性」、たくましく生きるための「健康・体力」からなる、「生きる力」の基礎を育成する役割を担っている。
(出典:文部科学省『幼児教育の意義及び役割』)
ルアナ保育園 土呂
- 住所
- さいたま市北区土呂町1-9-1ほか
- 開所時間
- 平日7:00~19:00
土曜7:00~18:00
- 2024年4月 開園予定
- 医療的ケア児受入れ施設
