土呂のブログ

2025.10.29
ルアナ Mailai Day その③(リズムあそび)

年間を通じてルアナの子ども達が好きな運動遊びのひとつに「リズムあそび」があります。

このあそびは、ピアノの音にあせて身体を動かすあそびです。

音を聴き、動くことで育つリズム感や表現力の他、子ども自身の身体の発達における筋力やバランス感覚を養います。

また、このリズム遊びの動きは、子ども達が自分の身体を怪我から守る為の動きも含まれています。

MaiKaiDay当日、今年もこのリズム遊びを行いたいと思います。

このリズム遊びの始まりの合図は「ごあいさつ」。

「よろしくお願いします」とあいさつをすると、一気に気持ちが集中する子ども達。

その後は、身体を緩める「ウサギ」という跳ぶ動きからはじまり、「這う」「跳ぶ」「まわる」「走る」「止まる」「バランスをとる」など、様々な動きを行いながら身体を動かしていきます。

幼児クラスは、身体の緩急を養う「お父さん・赤ちゃん・おじいさん」という「3種類の歩き方」を自らピアノの音を聴き分けて動く遊びをします。

また、より、リズム感を養う「スキップ」や「ギャロップ」も行います。

そして最後には、3クラス全員が手をつなぎ「糸車」で遊びたいと思います。

年間を通じて遊ぶこの遊びは、子ども達の生活に根付くあそびのひとつとなっています。

繰り返し遊ぶ中で、子ども達はリズムあそびの歌を自然に口ずさみ、先生が一緒に歌うと自然と動き遊び始めていきます。

また、ピアノを聴くと、その音に耳を澄ませ、心を傾けて「次はなんだろう?」と考え、音を感じ、身体を動かしています。

教えられて動くのではなく、「感じたこと、考えたことをやってみたい」と思い行動する力、そして「わかった」「できた」「音にあった」という経験は自己肯定感を高めていきます。

感じて動く経験を通して、「自らやってみよう」という主体性を育んで欲しいと思います。