土呂のブログ

2024.11.13
MaiKai

先日、「心が動くと身体動く」をテーマに「ルアナMaiKaiDay」がありました。


近隣の小学校の体育館を借りてのこの行事、この日を迎えるまでに幾度か体育館に遊びに行き心も身体も準備をしてこの日を迎えました。

まずは、リズムあそび。

いつもように音に合わせて身体をほぐしながら、心をほぐしていきました。

そして、次は体操。

子ども達もおうちの方もおなじみのエビカニクス。

参加しているみんなで踊りながら楽しみました。

その後は、クラスごとに、園で楽しんでいたサーキット遊びをそのまま、その場に作り楽しみました。

そして、最後はかかわり遊び。

おうちの方や先生、そして友達と一緒にかかわりながら、触れる・歩く・走る・隠れる・逃げる・かわすなどの要素を入れた遊びを楽しみました。

ルアナMaiKaiDayのテーマが決まってから、身体を動かすことが楽しいと感じられるように、そしてクラスごとの身体の発達を捉え、こんな動きを遊びに取り入れたらもっともっと発達が促されるのではないか・・・と遊びを工夫して遊び続けてきました。

また、魅せる為の技を「指導」するのではなく、子ども達ひとりひとりが身体を使った遊びを経験しながら「やってみたい」「やってみよう」や「やりたくない」「ちょっと難しいかも?」等、揺れ動く心の育ちも大切にしてきました。

その中で、子ども達は、その気持ちを自ら育てながらあそびの中で「きっと大丈夫。」「できた」という自信や満足感を感じ、様々な感情を抱きながらしなやかな心も育てていきました。

そして、どんな気持ちも大切にされながら、身体を動かすことが「楽しい」と感じ、ルアナMaiKaiDayの1日を過ごしていました。


MaiKaiDayが終わり、週明けの朝、子ども達は「おはよう」の代わりに「楽しかったね」と朝の挨拶をしてくれました。

また、おうちの方のアンケートには、たくさんのお声がある中で「立ち尽くしたり泣いたりしている子がいなく、多くの子が楽しそうに参加している姿が印象的でした」との言葉もありました。

乳幼児期のあそびには生涯に渡っての必要な運動の基になる多様な動きが含まれています。

また、MaiKaiDayでの遊びの様に自発的な遊びを尊重することで、子ども自身が遊びを考えたり、大人や友達と関わりながら、より豊かな身体の動きを習得することができるようになります。


ルアナのMaiKai(元気・健康的な)は「あそびの中から学び、心も身体もMaiKaiであること・・・」。

あそびを通じ、豊かな経験を重ねながら、その子らしく学びを重ねていって欲しいと思います。