土呂のブログ

2024.12.11
幸せの記憶

今年は季節がゆっくりと移ろい、お散歩にも心地よい毎日が続いていました。

そんな毎日の中で、秋の自然に出会いにお散歩に出かけることが増えてきました。

散歩先の盆栽東公園や市民の森ではどんぐりを見つけたり、落ち葉に触れたりして過ごしています。


いつものあそび場が秋の色に変わったことに気付き、「素敵!」「きれい」「気持ちいいいいね」と思わず口にする子ども達。

その様にたちまち夢中になって遊び始めました。

木々の葉の色の変化に気づき「何でだろう?」とつぶやく子。

また、足元に広がる色とりどりの落ち葉を眺め、思わず手に取り、ちぎってみたり、踏みしめたてみたり、・・・ひらひらと空から舞い降りるその様に「、わ~!!」とはしゃぐ子もいました。


また、沢山拾ったどんぐりは保育園に持ち帰り、タライに入れてはその音や手触りを感じたり、園庭でのごっこ遊びの道具としてあそぶ子もいました。


こうした遊びは五感を刺激しながら、その子の感覚を養います。そしてその感じた心はその子の感受性を豊かにしてくれます。

また「何でだろう?」「どうして?」「どうなっている?」と探求する思考も育ててくれます。

このように自然は子ども達の学びに沢山の恵みを与えてくれます。


子ども時代経験した何気ない日常の中で夢中になったこと、その経験の中で感じたことは大人になった時、「幸せの記憶」として心の根っことなり残っていきます。

生きていく中で大切な心の根っこを創る乳幼児時期。

自然に触れる中で学ぶこと、何気ない日常に心を動かす小さな経験・・・そんな小さな幸せな時間を紡ぐ「いま」を大切にしていきたいと思います。