土呂のブログ

2024.12.23
贈り物

12月・・・サンタクロースの存在に子どもも大人も心がソワソワ・ワクワクする季節です。

ルアナ保育園にも、少しずつクリスマスの気配が感じられるようになってきました。

そんなある日、保育園の玄関にサンタさんから「保育園の中をキラキラに飾ってね」と手紙がありました。


その手紙を観た子ども達は、廊下・室内・階段と様々な場所を飾りつけ、


玄関にあるツリーにもオーナメントを飾り過ごしました。


また、サンタさんに会える日を心待ちにしていた子ども達は、サンタさんはどこにいるのかな?とお部屋の中から外を眺めたり、散歩先で電車を眺めては「サンタさんが乗ってる」と話してくれたり、近隣のおうちの飾りを観ながら「サンタさんのおうちかも?」と覗いてみたりと過ごしました。

また、園内でもサンタごっこをしたり、「ジングルベル」の歌を歌いながら踊ったりしながら毎日を過ごしました。

そして今日、お昼寝から目覚めると、クラスの前や園庭にサンタさんからのプレゼントが手紙と共に置いてありました。


「サンタさん来てくれたんだね」と子ども達。

おやつの前にプレゼントのおもちゃで遊び過ごしました。


1通の手紙から始まったクリスマスという行事。

クリスマスに描かれる情景を想像する子ども達は、その世界に入り込み空想の世界の中で遊び続け、サンタの存在を信じながら毎日を過ごしました。

そして、サンタからの手紙や贈り物を目の当たりにした子ども達は目を輝かせ、サンタが保育園に来てくれたことに喜び、嬉しそうな表情を見せてくれました。


クリスマスはサンタがきて、プレゼントをくれる【イベント】としてとらえるのではなく、クリスマスを保育の中であそび続け、想像の世界を共に楽しみながら過ごすことで、こども達は信じる心や想像する力など様々なことを学んでいったようです。

クリスマスという行事を通じて、眼にはみえないものに思いを馳せ、空想の世界を友達や先生と共に楽しみながらあそび、豊かな時間を過ごしたルアナの子ども達。

この豊かな時間は子ども達ひとりひとりの心の「原風景」となっていくことでしょう。

この行事を終えて「クリスマスという行事を楽しむ毎日を経て、こんなに幸せそうな子ども達の笑顔が見れたことが自分にとっての幸せだった」と話してくれた先生がいました。

ルアナにきたサンタは、そんな子どももや先生たちにも「温かい心の贈り物」を届けてくれたように思います。