浦和のブログ
2022.07.01
- かたつむり 第2話
かたつむりがルアナの友達になって約2ヶ月が経ちました。
食育の一環としてかたつむりのエサを栽培することを経験しました。
また、造形遊びの跡を自分のかたつむりとして飾ったこともありました。
そして今日。
ある出来事がきっかけでかたつむりが動かなくなってしまいました。
この事実を『自分も友達もそして様々なモノも大事と思えるような学びになれば』という思いから、Kai(2歳児クラス)とUlu(1歳児クラス)の子ども達にありのままを見せお別れすることを伝えました。
すると、真剣な顔で話を聞き『小さくなっちゃた』『動かないね』『また会えるといいね』と話す子。黙って見つめる子。
空っぽになった飼育ケースをのぞきながら『かたつむり、いない』とつぶやく子もいました。
日々の暮らしの中で起こる様々な出来事。
それをどのように子ども達の経験や学びとしていくのか。
ルアナが保育の中で大切にしていることのひとつです。
このかたつむりを通して学んだひとつひとつの出来事や経験が、子ども達の心を沢山動かし、またひとつ大きく温かく育んでくれたように思います。