浦和のブログ

2023.07.21
広がり始める

今年の夏は、ルアナ保育園に「カブトムシ」がやってきました。

日頃からお世話になっている第二浦和たいよう保育園さんから頂いたカブトムシの姿に子ども達の眼が輝き始めました。


そこで、ルアナの仲間として共に過ごせるようにと「カブトムシかいぎ」を開くことにしました。


まずは、「かいぎ」の中でカブトムシの新しいおうち作りを一緒にしました。


そして、お世話のことやカブトムシとのかかわり方なども伝えました。

すると「カブトムシのご飯はゼリー。皆は食べないよね」と話す子。

「こうやって仲良しで見るんだよね」と友達と肩を組む子。

「カブトムシさんはお友達だよね」とつぶやく子。

一人一人が自分の言葉で話してくれました。


皆で作ったおうちが完成すると、思わず身を乗り出し、その動きに注目する子ども達。


より一層、カブトムシのいる世界に引き込まれ、そして自分たちの暮らす世界に仲間としてカブトムシを迎え入れたようです。

その後は、「カブトムシご飯たべてるね」「カブトムシさん見ててね」「お昼寝起きたらシュッシュ(霧吹き)しようね」「仲良しでみようね」・・・と、カブトムシのおうちを眺めながら子ども達同士の会話が聞こえてきました。


人も物も生き物も、その一つ一つを自分の仲間として受け入れていく子ども達。

その出逢いの場を丁寧に創ることで、子ども達の心が動き学びの世界が広がり始めるような気がします。

新たな仲間を迎え入れ、これから子ども達一人一人がどんな学びの世界を広げ、深めていくのか共に楽しみたいと思います。