浦和のブログ
- 子どもの日
5月5日はこどもの日 この行事に向けて様々な遊びが行われました。
まずは、この行事の絵本や紙芝居を読みました。
読み終えて、その表紙を揺らすと、「なぜ」という顔をする子ども達。
その瞬間、こいのぼりが風に揺られてゆらゆら「泳ぐ」という事を知りました。
ここから、こいのぼりについて知りたいという気持ちを抱いたようです。
また、絵本などから得た知識を活かしながら今度は造形あそびが始まりました。
身近なおもちゃと絵の具を用いて遊んだこいのぼりは、「こいのぼりの歌」を歌いながら進めることでよりこの行事を繋がる時間となりました。
そして、Kai組(2歳児クラス)さんの「足湯」という一言から始まったこのお風呂屋さんごっこ。
身近な生活経験からの遊びを繰り返す中で、この行事のひとつである「菖蒲を買いに行く」ことに繋げながら、菖蒲湯を楽しみに待つ姿が見られました。
そんな中、ついに本物の「こいのぼり」がルアナ保育園にやってきました。
本物のこいのぼりに触れることで色や大きさを自分の手で確かめると、「黒いのが『お父さん』、赤いのが『おばあちゃん』・・・」と子ども達なりの発想を口にしながら、より親しみを感じてました。
今まで行ってきた遊びと照らしあわせ、こいのぼりがさらに身近な存在となっていったようです。
迎えた当日、菖蒲を買いに行くことを楽しみにしていたKai組の子ども達。
しかし朝から雨が降り続いていました。
それでも子ども達の「行きたい」という気持ちは変わることもなく、その願いを叶えながらも雨を感じる良い経験になるとして、レインコートを着て玄関先で雨が止むのを待っていました。
そんな子ども達の願いが通じたのか、一瞬青空が見え、早速出発することになりました。
いつものお花屋さんへの道中には、水たまり。
「ちょっと寄ってみる?」とちょっと寄り道。
ルアナ保育園でしかできない遊びが始まり 「バチャ、バチャ」と水音が鳴り響かせ、水しぶきをはじかせながら楽しむ雨の散歩を楽しむ時間もありました。
そして、だいぶ時間がかかりましたが、お花屋さんに到着。
お店の方に話しかけられたり、別のお客さんが話しかけてくれたりして、ちょっぴり緊張ながらのお買い物の時間を過ごし、地域の方に触れる貴重な経験させて頂きました。
帰り道は、自分より背丈の長い菖蒲を両手で持ち、みんなに届けるという強い気持ちで、さっき楽しんでいた水溜まりにも目をくれることもなく、園まで持ち歩き続けました。
保育園に戻り、待っていた年下のお友達に報告。
その後は、菖蒲をこいのぼりに届けたり、匂いを嗅いだりちぎったりしてついにお湯の中に入れました。
お湯に入れるとさっきの香りよりも香りが強くなることにも気づいたようです。
この行事を通じて、本物のこいのぼりと菖蒲に出会いました。
また身近な遊びと行事を繋げることでたくさんの言葉を覚え、あそびの経験を重ねたように思います。
この日菖蒲湯に入った子ども達。
これからもたくさんの経験を重ね、菖蒲湯の由来にあるように、心も身体も大きく元気に育って欲しいと思います。