浦和のブログ

2025.09.04
水遊び(Kai組:2歳児クラス)

水遊びが始まって1ヶ月が経ちました。

Kai組の子ども達の水遊びは、たらいに溜めた水を使い、コップに水を入れたり移し替えたり・・・そんな遊びから始まりました。

しばらくしてその様から、自分の着ている洋服に描かれているイラストに「お水をあげるの」と水をかけ、描かれるキャラクターに水をかけることで、自分の身体に伝わる冷たさを感じていました。

また、コップに入れた水の重さを感じたり、掛けた時に変わる水の流れを目で追いながら、自分の手で水を操る楽しさを感じていました。

また、ある日は水風船を使った遊びを経験しました。

いつも遊ぶ風船とは違うことに気付いた子ども達。

形が変わる様子に興味津々・・・「なかなか割れないね」「手で押すとお餅みたいになるね」と会話をしながら水風船ならではの感触や、水中で動く様子が面白く、何度も試しては目で見て触れて楽しんでいました。

そして今度は、食紅を使った色水遊び。

先生の作る色水に思わず「きれいな色だね」と子ども達。

こちらも繰り返しあそび、また偶然の色の混ざりに気付き「みどりになった!」と発見をしながら遊び続けました。

この遊びは「ジュースどーぞ」「おかわりいりますか」というやりとりが自然と生まれ。ごっこ遊びへと繋がっていきました。

たくさんの水あそびを経験した子ども達にある日の遊びの前に「今日は何をする?」と先生が問いかけてみまた。

すると子ども達は、「水風船がいい」「色水がいい」「泡遊びがいい」と、今までの楽しかった遊びの経験を思い出し次々と「やりたいこと」を伝えてくれました。

そして話し合いの結果、泡遊びに決定。

水と混ぜるとまた違う、泡ならではの感触に気付き遊び続けた子ども達でした。

この1ヶ月、Kai組の子ども達は水遊びを通して、五感を使いながらさまざまな発見と経験を重ねてきました。

水の冷たさや変化に触れ、風船や色水、泡などの素材を使う事で、遊びに工夫が生まれました。

遊びの中での会話のやりとりや、ごっこ遊びへの発展は、子ども達の豊かな想像力と主体的な関わりからです。

これからも、子ども達の「やってみたい」「面白そう」という気持ちを大切にしながら、一人ひとりの心が動く瞬間を丁寧に見守っていきます。