ごっこあそび

子ども達の姿から環境構成を変えて数日が経ちました。

ご家庭からの協力を得て作った牛乳パックのベンチ、より絵本を身近に感じられるようにと絵本棚、年末の健康診断の経験が遊びになるようにと病院セットなど新たな環境も整えました。

まずはベンチ。
ひとり、またひとりとお客さんが増えてバスごっこがはじまりました。

その遊びは、やがて箱や座布団を車に見立てたドライブごっこへと変わっていきました。

そして、こちらは「がらがらどん」ごっこ。

絵本コーナーに登場した「三匹のやぎのがらがらどん」の絵本のお話を再現して橋を作り遊び始めました。

それから、こちらは病院ごっこ。

毎日の検温や健康診断。

実際に病院を受診した経験も遊びに生かされています。

毎日の保育での経験や生活の中での風景を自分たちの遊びに取り入れ始めた子ども達。

先生がちょっとだけその遊びにエッセンスを加えることで、よりその遊びの楽しさを知って「もう一回」と繰り返したり次の遊びに生かしたりしています。

「ごっこあそび」は、憧れのものになれる嬉しさ・面白さと共にその遊びの中で人とかかわることや・想像する力・言葉の習得など様々な経験をさせてくれます。

日々過ごす日常が遊びとなりその子の育ちにつながっていく。

これからも、どんな世界に憧れをもち遊びにしていくのかとても楽しみですね。