遊び方・楽しみ方

10月に入り秋の色が見え始めました。

「今日はどこへ行く？」と聞くと、「どんぐり！」と散歩先でどんぐりを探すことを楽しみにしているKaiとUluのお友達です。

そして、宣言通りたくさんのどんぐりをお土産に帰ってきては「あったよ」「みつけた」と嬉しそうにお話してくれます。

「どんぐりを使った遊びもっとできないかな？」「楽しめることはどんなこと？」「何か作れたらいいね」と考え今回は「ドングリケーキ作り」をすることにしました。

まずは、容器選びから。

豆腐・ヨーグルト・チーズなど様々な容器を用意し、「どれにしようか」と選び始めました。

お次は紙粘土。自分で「これ！」と選んだ絵の具を混ぜて彩り豊かに・・・「色」に興味を持ち始めたUluのお友達には、「色選び」もまた楽しみのひとつです。

お気に入りの色を混ぜた紙粘土を容器に詰めていき、拾ってきたどんぐりを好きなだけのせていきます。

あそびが進んでいくと、ケーキ作りだけでなく今までとは違う「粘土の感触」や偶然机の上に落ち、カラカラと鳴る心地よい「どんぐりの音」などに気づいて新たな遊びを見つけあそび始めるお友達もいました。

完成したケーキは秋をイメージしたカウンターに飾りました。

そして、お迎えにきたおうちの方に嬉しそうに今日の遊びの話をしていました。

素材を使った遊びもまたその子なりの遊び方、気付きを大切に楽しめるようにしています。

このその子なりの楽しみ方での遊びは、やがて色んな遊びを工夫して遊ぶ楽しさへとつながっていきます。