土呂のブログ

2024.08.26
つなぐ

「お祭りに行ってきたんだ。」「楽しかったよ。」おうちの方と、地域のお祭りに参加したルアナの子ども達。

日本の伝統行事の一つであるお祭り。

地域のお祭りを園でも体験できるようにと、ルアナ保育園では夏祭りを行いました。

今年の夏祭りは、ルアナらしく海と海の生き物。

Alo(4歳児クラス)とHoi(3歳児クラス)の子ども達のお神輿も、Kai(2歳児クラス)の子ども達の山車も遊びの跡から海をイメージして作られました。

当日、AloとHoiの子ども達は、1つのお神輿を力を合わせて担ぐという「一緒」を経験し、繰り返し遊ぶ段ボール遊びの世界を広げた山車を引くことになりました。

玄関から始まり、Liko(0歳児クラス)やUlu(1歳児クラス)のお友達の待つ各お部屋に「わっしょい!わっしょい!」と掛け声をかけながらお神輿と山車が登場。

その声にあわせて手拍子をしたり、鳴り物をならし、「わっしょい」と声をかけてLikoやUluの子ども達もその雰囲気を感じていたようです。


その後、お神輿と山車は園庭に行き、最後は園長先生と3本締めをしてお神輿をおろしました。


お神輿の後は夏祭りらしく、お面やさんや金魚すくいなどの経験もしました。


給食は屋台風。お弁当箱に入った焼きそばを給食の先生から受け取りいつもと違う給食を楽しみました。

そして午後からは、園庭でたい焼きを食べ、その後みんなで盆踊りを踊り、1日を通して夏の一日を堪能しました。


夏祭りの前・・・園内では、毎日どこかのクラスで盆踊りの音が聞こえ何度も踊り楽しんでいました。

そして、何度も何度もお神輿や山車が園内を巡りました。

そんな毎日を繰り返し子ども達は少しずつ夏祭りへのワクワクを高めていきました。

そして夏祭りの後・・・玄関に飾られた山車や神輿にそっと触れ、神輿を揺らす小さな子がいました。

「やってみる?」と声をかけると大きなお友達に手伝ってもらいながら、憧れのお神輿を担ぐ小さなお友達がいました。

数日後・・・「保育園の夏まつりが楽しかったからお祭りが好きになったみたいです。これからお祭りに行ってきます。」と、また地域のお祭りに出かけていった親子がいました。

地域の中で経験したことを「あそび」として経験して、また地域の中で経験する。

日本ならではの文化を園でのあそびの中で楽しみ経験することで、日本の伝統に親しむことに繋がって欲しいと思います。