土呂のブログ

2025.03.07
あそびから学ぶ

3月3日はひなまつり。

古くから伝わる日本の伝統行事。

ひな人形を飾るなどして女の子の成長を願う日として昔から受け継がれてきた行事です。

しかし、最近は、多様性という言葉の中でこの行事のあり方、そのねらいをどうしていくのかを職員で話し合う時間から今回は始まりました。

そんな話し合いを重ね、ルアナ保育園では、この日をひなまつりの由来を知りつつ、1年の行事を振り返りながら成長を感じられる行事とすることになりました。

廊下のあちこちには、この1年で経験した行事とひなまつりにちなんだクイズが貼られ、1年を振り返りながら、ひなまつりについてあそびながら学び時間がありました。


そして当日・・・皆が部屋に集まりひなまつりの歌を歌ったり、ひな祭りのクイズをしながら1年を振り返り過ごしました。


また、玄関には桃の花の装飾をみんなで作りました。


ひな祭りの行事を通じて振り返った1年の行事。

その行事ごとに歌った歌を口ずさむと、その行事を思い出したUlu組(1歳児クラス)の子ども達がいました。

ひなまつりという行事は、乳児期の子ども達にとって、その由来を理解することはとても難しいことなのかもしれません。

しかし、1年を通じて経験した事柄を踏まえて、遊びの中でひな祭りを伝えることで、子ども達はその時を思い出したり、ひな祭りをより身近にそして学ぶことができたように思います。

遊びの中で学ぶこと、そしてより豊かな経験を重ねること、これからも大切に紡いでいきたいと思います。