土呂のブログ

2026.03.30
大切な言葉

もうすぐ卒園・・・。

卒園式では、一緒に過ごす方々にたくさんの「ありがとう」を伝えることができました。

そしてそれは、ありがとうという言葉が自分と誰かの心を温めるということを学びました。

この学びと共に、自分の周りにはたくさんの人がいて、その人達が自分を支えてくれていることを知り、子ども達自身の心のお守りを増やして巣立っていって欲しいと考えていました。

そこで、もっともっとたくさんの方が自分たちを支えてくれていたことに気づけるように、「毎日楽しく過ごせるのはどうしてかな?」、「毎日楽しく過ごしたルアナ保育園はどうやってできたのだろうか?」、「誰がルアナ保育園を創ったのだろうか?」と子ども達に問いかけてみました。

この問いを考える子ども達は、ルアナ保育園には「本部」と言われる「博善社」という会社があり、そこには保育園を建ててくださった方がいること知りました。

このことから、「本部ってどんなところだろうね?」「どんな人がルアナ保育園を創ったのか会ってみたい。」、「毎日楽しく過ごせたのもルアナ保育園を創ってくれた人がいたからだよね」、「ありがとう伝えに行きたいな」・・・・という声も聴かれ、こんな感情も芽生えていったように思います。

そんなことを考える日々の中で、卒園遠足の日が近づいてきました。

ルアナ保育園の遠足はその時に子ども達に経験して欲しいことや、興味、関心に基づいて行き先を決めています。その為、今回も子ども達に「どこにいきたいかな?」と聴いてみました。

「公園に行きたい!」「お弁当も食べたい」「おやつも食べたい」「いっぱい楽しみたい」と子ども達。

そこで、今回の遠足は「みんなで楽しもう」と「ありがとうの気持ちを伝えよう」の2つのめあてを持ち、本部のある浦和の街にでかけることになりました。

本部では、会長ははじめ「博善社」の方が出迎えてくだる中、「保育園の子ども達が幸せに暮らせるように2つのルアナ保育園を建ててくれてありがとうございます」と6人で考えたありがとうの言葉を伝えました。

そして、「卒園おめでとう」とお祝いを頂きました。

子ども達は、知らないところにこんなにたくさんの人が力を貸してくれたことをこの出逢いから知ることとなりました。

その後は浦和で有名な玉蔵院のしだれ桜を見たり、公園であそぶ浦和園のお友達に会ったりして浦和園に向かいました。

浦和園は、土呂園よりはちょっと小さくて、でも珍しいおもちゃがあって・・・そして、去年まで土呂園にいた先生にも会い、一緒に遊び過ごしました。

そして「浦和園を見せてくれてありがとう」とお礼を伝え、

浦和園はルアナの始まりであったこと、そしてここにもルアナの仲間がいることを知りました。

ありがとうの気持ちを伝え、晴れ晴れとした気持ちで今度は、「みんなで楽しむ」為に浦和園の近くにある「常盤公園」に行きました。

常盤公園では少し早く咲き始めた桜が子ども達を出迎えてくれました。

とても広くて楽しそうな遊具とずっと楽しみにしていたお弁当にワクワクが止まらない子ども達。

たっぷりと愛情のこもったお弁当を食べ、存分に公園で遊びお腹も身体もそして心も満たして過ごしました。

「ごめんなさい」という言葉と共に、「ありがとう」という言葉は、人として生きていく中で大切にして欲しい言葉のひとつです。

ルアナ保育園では、誰かに気持ちを伝える言葉は、本当の意味を知り、子ども自身が必要感を持って使えるようになって欲しいと考えています。

その為、これらの言葉を「言いなさい」と強要することなく、「こんなときはありがとうだね」「ごめんだね」と保育者がその場面ごとに使うことでその意味や場面を伝えるようにしています。

こんな経験から子ども達は心の底から必要な場面やその行動の意味、そのしてその時の気持ちを学び、「必要だ」と行動するようになります。

「こうしなさい」と言われてやらされたことは長続きしません。

すぐにできるようにすることよりも、自分の心が動いて行動すること・・・。

そんな経験を積み重ねていって欲しいと思います。