土呂のブログ
- ルアナ Maikai Day その①
【ルアナ MaiKai Day】は、ルアナ保育園の運動会にあたる行事の呼び名です。
MaiKai(マイカイ)は、ハワイ語で「健康な」「元気な」という意味。
職員が候補名を考え、そしておうちの方の投票によって決まりました。このルアナMaiKaiDayのテーマは、「心が動くと身体が動く」。
運動会の為に魅せる「技」を磨くのではなく、一人一人の子どもが身体を動かすことが楽しいと感じたりするような「心」が育ち、その中でより「しなやかに動く身体」が育つことを目的としています。
ここ2ヶ月は、ひとりひとりの成長や発達、そして、遊びの中での学びを捉えながら、よりたくさんのあそびの中で心が動き、自分の好きな運動遊びを見つけ、身体を動かすことが楽しいと思えるようなあそびを保育の中で意図して計画をしました。
その環境の中で、子ども達は、お散歩や
サーキットあそび、
体操やリズムあそび
そして集団あそび等、
毎日、園庭や室内、そして地域の中と子ども一人一人が「思わず身体を動かしたくなる」ような環境の中で、楽しみながら過ごしています。
「もうすぐMaiKaiDayだけど練習してますか?」、「MaiKaiDayは何をやるんですか?」最近そんな声をおうちの方から聞かれるようになってきました。
ルアナMaiKaiDayは教えたり教えられたりの練習はありません。
今の子どもの姿から、毎日、毎日、身体を動かすことを楽しむ子ども達の「あそびの環境」をそのまま準備します。その中で一人ひとりの「やってみたい」「やりたくない」「こんなことできるんだ」「楽しい」「好きじゃない」・・・という心の育ちを感じて頂けたらと思います。
そして、その心の育ちの中で心が動いた先にある身体の育ち・・・「いつのまにかこんなことができるようになったんだな」、「ここまで大きくなったんだな」、「次はこんな風に育っていくんだな」と・・・ただただ、我が子のこれまでとこれからを当日の我が子の姿から思いを馳せて頂けたらと思っています。
未来を生きる子ども達にとって大切な非認知能力と言われる目には見えないスキル。
「できた」か「できないか」にとらわれず、一人一人の育ちの物語をおうちの方と一緒に感じながら過ごしたいと思います。