土呂のブログ
- ルアナ Maikai Day その②(サーキットあそび)
ルアナMaiKaiDayの日には、ルアナの子ども達の楽しむ遊びをいくつか行います。
その中の一つがサーキット遊びです。
サーキット遊びは、「年齢や発達に合わせて自由に組み替えること」、そして「自分の好きな場所で何度も繰り返し遊び続ける」ことが特徴です。
「順番に行う」のではなく、「好きな場所で好きなだけ遊び続ける」この遊びは、待つことは少なく、より多くの時間をこの遊びに費やすことができるというのも特徴の一つで、その分、より多くの身体を動かす経験に繋がっていきます。
ルアナ保育園のサーキット遊びは、「感触マット」「飛び石」「巧技台」「鉄棒」「ゴム紐」などによって構成されています。
まずは、感触マットです。
中には、「枕ビーズ」「ペットボトルのフタ」などが入っています。
また、ペットボトルでつくられた平均台もあります。
これらは、歩くたびに鳴る音やその不安定さを経験することが出来ます。
また、歩くことが楽しくなってきた子ども達の土踏まずの形成や平衡感覚を養う為のおもちゃです。
飛び石は、少し片足をあげて歩くことができるようになった子ども達が足を交互に出しながら「渡る」という経験をするおもちゃで、バランス感覚を養うものです。
そして、「巧技台」や「鉄棒」、「ゴム紐」は、様々な組み合わせをすることで幼児期までに育って欲しい多種多様な動きを遊びの中で培う遊具です。
サーキット遊びの中で多様な動きを経験しながら、自分の身体作りに大切な土踏まずの形成や平衡感覚、自分の身を守る動きなども身につけていきます。
また、身体が育つたびに、子どもは見える景色の変化を感じなから「自分の力で動く」喜びを感じていきます。
サーキット遊びでは、何度もやりたい遊具やおもちゃで自分が納得いくまで遊び続けることでその動きを習得し、そして自分なりの工夫をして遊び続けます。
そして、動くたびに変わる景色に心を動かされ、こんな風に身体を動かしたら「もっと面白いんだろうな・・」、「楽しいんだろうな」、「こんなことだってできちゃう」と身体を動かすことでまた心を動かす経験をしています。
「心が動くと身体も動く・・・」遊びと育ちの中で見える風景に心を奪われる子ども達。
この2ヶ月、サーキット遊びを通して、子ども達の心の育ちや身体の発達の道筋を試行錯誤してきました。
ルアナMaiKaiDayの日には、Liko(0歳児クラス)からAlo(4歳児クラス)まで、その成長発達に合わせたサーキットを組み替えながら遊びを進めていきます。
おうちの方もこのサーキット遊びに参加しながら、その子が見えている景色を一緒に感じて頂けたらと思います。