土呂のブログ
- ルアナ Maikai Day その⑤
文部科学省は、幼児期運動指針の中で、幼児期の「運動技術の習得」ではなく、「身体を動かすことが好きになる」ことが大切だと掲げています。
訓練や競争ではなく、「楽しい」「やってみたい」と思う経験を大切にし、「身体を動かすこと」で得られる、心と身体の育ちそのものが、その子自身の生きていくことへの「意欲」「自信」「主体性」の基盤になります。
子どもにとっての幸せは、大人にとって「できる できない」「やる やらない」など、小さな判断で区別されることではありません。
「運動を教える」ことよりも、「自ら楽しみ、挑戦し、喜びを感じる時間」。
その子自身が主体的に行動して「できた」ことに一緒に喜んでくれて、勇気がでなければその気持ちを大事にされた経験。
その経験がその子の運動を楽しむ力として養われていきます。
ルアナMaiKaiDayではそんな経験を子ども達に経験して欲しいと思っています。



ルアナMaiKaiDayを迎えるにあたり、MaiKaiDayあそびと称して、会場となる小学校に遊びに行きました。
子ども達は小学校に遊びにいくことも、MaiKaiDayの日もとても楽しみにしています。
おうちの方が幼少期に経験された運動会とは一味違うルアナMaiKaiDay。
当日は、今までにご紹介した「向き合い遊び」「リズムあそび」「場づくりあそび」を行います。
また今年は3部制とし、より多く、子ども達もおうちの方も心も身体も動かす時間を設けたいと思います。


当日は決まった動きを披露する運動会ではなく、子ども一人一人が「やってみたい」と思った遊びを楽しむ時間です。
おうちの方に抱っこされる時間も、友達を見つめる時間も、おうちの方から離れようと決意し、友達の中に向かおうする時間も、その子にとってはとても大切時間です。
どんな気持ちを大切にされながら、子ども達の表情やまなざしの中にある育ちを、一緒に感じて頂き、その子自信の「生きていく為の学びの時間」をおうちの方と一緒に感じていきたいと思います。
「心が動くと身体が動く」・・・子ども達の「やってみたい」を大切に・・・



今年も、明日は「He la maikai nou!(よい一日を!)」

